神田の住み心地

千代田区神田に住むアラフォーリーマンの日記。神保町、秋葉原、日本橋、大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の間という超都心に位置する神田界隈で過ごす日常生活や、暮らしやすさ、うんちくなどを語ります。 Twitter ID:kandazumi

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神田の買い物事情

 今回はそぞろに神田の買い物事情(主に食料品)など紹介してみようと思う。

 正直なところ、神田の買い物事情(特に生鮮食料品)は良くない。マンションがバンバン建ちはじめている今、先手を打って進出するスーパーが居ないものかと心から願う次第。
 そんなわけで、必然的に数少ない中型スーパー、ミニスーパー、高級スーパー・デパート、コンビニを使い分けつつ、人によってはネットスーパーに頼るという生活になる。

中型スーパー

オリンピック淡路町

ワテラスの地下一階にある。下で紹介している三店はすべて神田川以北にあるので、実はここが私の生活圏(駿河台下より東、昭和通りより西、神田川より南、大手町より北)で唯一の中型スーパー(普通のスーパー)ということになる。
生鮮食料品から日用雑貨、惣菜、酒類まで一通り幅広く揃えてくれているので、ここが普段使いできれば困ることはないだろう。同じワテラスの一階にはマツモトキヨシもあるので、日用雑貨の類はそちらも合わせてどうぞ。

ワイズマートAKIBAICHI店FUKUSHIMAYA(福島屋)

秋葉原駅の北側のUDX一階、駅から徒歩3分くらいだろうか。面積はオリンピックより少し小さいくらい。品揃えもオリンピックのほうが良い(気がする)。通勤で秋葉原駅を使う人は便利かもしれない。今年8月1日で閉店してしまいました。残念!
と思ったら跡地にできたFUKUSHIMAYA TASTING MARKETセレクトショップ的な品揃えの高級路線スーパーで、期待できそうです。

ピーコック神田妻恋坂店

昌平橋を渡って外堀通り沿いに北上するとある。神田川以南住民にとっては(通勤経路に当たるなど個別事情があれば格別)普段使いはちと難しい距離。ただ品揃えはオリンピックに匹敵するのではないだろうか。

ライフ神田和泉町

実はここで買い物をしたことはないので詳細は不明。そのうち偵察してこようと思います。
(私だけかもしれないが)山手線内側の神田に住んでいると、山手線外側の東神田、神田佐久間町あたりはなかなか縁がない。噂では品揃えもなかなか良いらしい。いいなあ。

ミニスーパー業務スーパー

まいばすけっと神田駅西店

神田駅西口商店街を通り過ぎて、外堀通りを渡ってすぐのところにある。神田駅西口から徒歩5分くらいかな。品揃えはぼちぼち。新鮮さとか品揃えの充実とかを求めてはいけない。夜は23時までやっているので遅くなった時は助かる。

フレッシュマルショウ

上記まいばすけっとのすぐ西側にある。ほとんど行ったことはない。昔ながらのスーパーの雰囲気だが、品数はミニスーパーのそれ。ミニスーパーとの違いをあえて挙げるとすると、お弁当惣菜類が充実していることかな。でも揚げ物中心。

まいばすけっと神田駅北店

多町大通りと神田警察通りの交差点そば。私とまいばすけっとの相性が悪いだけかもしれないのだが、この店も新鮮さと品揃えについていまいち好感が持てない(完全な主観です、すいません)。店も小さいので仕方がないのだろうか。まいばすけっとはイオン系。イオンは(金融部門だけど)近所の神田錦町が地元なのだから、もう少し頑張って欲しいものである。

マルエツプチ神田司町

淡路町の交差点から外堀通り沿いに少し南(大手町方向)に行ったところにある。店の規模はまいばすけっとと大同小異だが、野菜はこちらの方が心持ち新鮮な気が。でも肉魚類はあまりここでは買わない。ここも23時まで営業。

業務スーパー河内屋

上記まいばすけっと神田駅北店とマルエツプチ神田司町店の中間あたりにある。ミニスーパーではなくその名の通り業務用スーパー。生鮮食料品は扱っていないが、調味料や冷凍食品の品揃えはすごい。蒲焼きのタレ2リットルとか、バター1キロとか、業務スーパーと言うだけに明らかに業務用の品揃えが頼もしい、買えないけど(もっと小ロットの商品もあるにはあります)。酒類も非常に豊富。明らかに近所の飲食店の仕入れとおぼしき人が多いが、近所の人も普通に買い物している。カードが使えないのが玉に瑕。

肉のハナマサ神田店

神田駅南口からガード沿いに南下するとある。神田駅西口徒歩2分くらい。ここもミニスーパーではなくて業務用スーパー系。冷凍モノを主体として頼もしい品揃え。ロットも大口から小口までいろいろある。こちらは業務スーパーと違って野菜など生鮮食料品も扱っているので便利。私のうちからやや遠いのが残念なところである。

高級スーパー・デパート地下

成城石井御茶ノ水ソラシティ店

ワテラスの隣にある高層ビル(ソラシティ。旧日立本社)の地下一階にある。いまや成城石井も随分大衆化してしまったのでここを「高級スーパー」と言ってよいのかはちと迷うのだが、少なくとも上で紹介したスーパーよりは値段が張るので高級のくくりでよいだろう。チーズやハムといった酒の肴系を中心に品揃えはまあ悪くないし、惣菜もあるので重宝するのだが、残念なのは生鮮食料品がないこと。成城石井でも生鮮食料品を置いている店舗もある(近くだと例えば神保町店など)ので、地元民としては是非検討して欲しいところだ。

成城石井アトレ秋葉原1店

秋葉原駅直結のアトレ3階に入っている。品揃えは成城石井はどこも大同小異なので省略。ここも秋葉原駅利用者には便利だろう。ちなみにアトレ1の一階には少しだけ惣菜系の店もある。

三越日本橋店・同銀座店・松屋銀座店・高島屋日本橋店・大丸東京店松坂屋上野店

どれも神田じゃないけど一応。所要時間20分圏内のデパ地下はこんな感じ。生鮮食料品も含め何でも揃う、品物も良い。惣菜の品揃えも素晴らしい。大丸東京店以外はいずれも銀座線沿線なので(まあ大丸東京店から日本橋駅までも徒歩10分かからないが)、銀座線利用者は非常にありがたい。しかしなんといっても存外高いので毎日は使わないかなあ。ただし、神田を含む都心部に住んでいると、これらデパートの閉店(だいたい19時半)ぎりぎりに駆け込んでタイムセールで買い叩く、というアコギな真似ができるのが嬉しいところ。

その他

吉池

御徒町駅前。かなり有名なスーパー(でいいのかな。もともと魚屋だが、生鮮食料品全般扱っているので)。元が魚屋なので、勿論イキの良い魚をふんだんに扱っている。魚だけでなく肉類、野菜、日用雑貨全て揃う。会社を定時で上がって吉池に駆け込んで、新鮮な魚をタイムセールで安く仕入れて家で料理三昧。こんなことができるのも神田住みの醍醐味であろう(こんなことを言うと、御徒町は神田じゃない、と台東区民からフルボッコにされそうだが)。

肉の万世

万世橋脇にそびえ立つ肉ビル
基本的にはレストラン営業が主体なのだが、実はすき焼き肉や切り落としなどの生肉や焼豚、ローストビーフなども1階のコンビニと5階のレストラン脇で販売している。
肉質抜群なのでぜひぜひ夕飯のお供にどうぞ。

コンビニ

これは流石に多すぎるのでいちいちは紹介しない。
最近はコンビニでも生鮮食料品を置いているところがけっこうあるので、上で紹介したいろいろな店とコンビニを組み合わせて使うと、意外と不自由しないものだ。

普段の私の買い物状況(ご参考)

ここまでダラダラ紹介してきたが、最後に私自身の普段の生活を例に、店の利用状況を書いてみよう。生活スタイルは人それぞれなので。まあ参考までに。
まず平日。残業が入ると、オリンピック淡路町店の閉店時間(21時)が厳しいのと作るのが面倒なのとで、オフィス界隈の成城石井成城石井は丸の内・大手町にも二軒ある)かデパート(一番閉店が遅いのは大丸東京店で21時)で惣菜を拾って帰る、というパターンが意外と多い。惣菜も拾い損ねた場合、外食するのでなければミニスーパーが頼りだ。どこもだいたい夜は23時までは開いている。
残業がない場合、時間と心に余裕があれば御徒町吉池に寄り道して帰るし、そこまで余裕がなければオリンピックで食材を仕入れることになる。そこでうっかり買い忘れたものがあると、コンビニかミニスーパーに走る。あと、毎週金曜には行幸通り(東京駅から皇居に向けて伸びる通り)地下でマルシェをやっているので、そこで新鮮な野菜や果物を買い込むこともある。
休日。時間と気力があれば吉池で食材を買い込んで料理三昧も良い、気が向いたら築地まで足を延ばすことも。面倒くさければオリンピックかミニスーパーで簡単に済ませることも多い。神保町まで散策した時は、すずらん通りの有機食材に力を入れたスーパー、マザーズで買うのもいい。
日用雑貨類はワテラスマツモトキヨシ淡路町角のファミリーマート薬ヒグチ、小川町角のくすりの福太郎、あたりで大概揃う。そこでもないものについては、上で紹介しなかったが御徒町多慶屋(生鮮食料品から家具に至るまで何でも売ってる)で買うことも。
もちろん平日休日共に外食もそれなりにするのだけれど、それにいてはまた改めて書くことにしよう。

こんな感じに便利さと不便さが変な感じに交錯するのが神田界隈のスタイル。

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