神田の住み心地

千代田区神田に住むアラフォーリーマンの日記。神保町、秋葉原、日本橋、大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の間という超都心に位置する神田界隈で過ごす日常生活や、暮らしやすさ、うんちくなどを語ります。 Twitter ID:kandazumi

【スポンサーリンク】

ブログをはじめるきっかけと居住地としての千代田区神田界隈

 神田に住んでいると言うと、かなりの確率で「へー」と言われる。
 そして、その後の会話の推移から推測するに「へー」の意味は概ね以下2つのどちらかだ。

1 神田ってオヤジ系飲み屋街なのに住むところあるんですか、へー
2 職場から近くって便利ですね、へー

 まあ自分だって住んでみて初めて居住地としても適切な場所だと気付いたくらいだし、またネットをさらってみても神田の居住性について話題にしたページはほとんどないのだから、1の反応は無理もないのだけれど。
 誰も書かないなら書いちゃえ、ということでゆるゆる神田の住み心地についてご紹介しようと思ったのがブログをはじめるきっかけ。
ちなみに、私の生活圏の関係上、このブログではだいたい、駿河台下より東、昭和通りより西、神田川より南、大手町より北、ぐらいの一角の住み心地を話題にしていると思って読んで頂きたい。

この界隈、東京駅圏で働いている私のような勤め人には、住めるどころかむしろ居住性最高である。だってその気になればオフィスまで歩いていける。歩いて30分くらいかな。少しくらい遅くなったって平気だし、例えば定時に上がれば19時前には近所のスーパーでの買い物も済ませた上で家で夕飯が食べられる。オフィスが東京駅圏ではない人も大丈夫、新宿、渋谷、池袋、品川、どれも乗り換えなし30分以内の距離だ。
都心住みで余った分の時間は勉強に回してもいいし(勉強用のスペースも図書館やら喫茶店やら選び放題)、勿論寄り道をしてもいい(できれば仕事には回したくないw)。神保町で本屋を冷やかすもよし、銀座で軽く飲んで帰ってもよし。銀座で飲むのが高ければ、もちろん家の近所で飲んでもよい。神田駅前ならジャンルは選び放題、しかも神田価格だ、安い。
休日は朝の皇居をジョギングするのも楽しい(朝早いと意外と人が少なくて走りやすい)。自転車や歩きで谷根千をぐるぐるするのもいい。海が見たければ自転車で湾岸にどうぞ。買い物したければ、高級品は日本橋銀座で揃う、安いものと生鮮食品は上野・御徒町がいい。電化製品は勿論秋葉原。奥さんが手芸系に凝っているなら浅草橋に連れて行けば満足するはずだ。美術館博物館は上野公園行けば必ず何かはやってる。ネタは尽きない。あらゆる意味で「住める街」それが神田界隈。
かくも便利な神田であるが、居住地としての評判は良くない、というかそもそも評判が無いに等しい。なので上に書いた1の感想を抱かれてしまう。思うに、最大の原因は、神田駅前のごちゃごちゃぶりなのだろう。ここで言っておきたいのは、

ごちゃごちゃは駅前だけですし、そもそも神田の駅は神田駅だけじゃないですから!

試みにこの地域と近辺徒歩圏にある駅を挙げておこう。JRは御茶ノ水、神田、秋葉原。メトロは神田、淡路町/新御茶ノ水秋葉原、(以下ちょっと外れて)大手町、末広町都営地下鉄は岩本町、小川町、神保町。同名駅や乗り換え駅でも場所がちょっと違う事も多いし、上記圏外の駅も徒歩圏は入れたのでこの挙げ方が必ずしも適切かは分からないが、重複外しても9駅ある。例えば淡路町/新御茶ノ水/小川町駅前、神保町駅前はすっきり健全だし、どちらも駅周辺にスーパーやコンビニがある(それぞれオリンピック・マルエツプチと成城石井・マザーズ。コンビニは数が多すぎるのでいちいち挙げない)。
神田駅前も、駅北側の神田警察通り(無粋な名前だ)、西側の外堀通りを越えると、あのごちゃつきは嘘のように消え、オフィスビル、マンション、町家メインで、そこに大人しい飲み屋が見え隠れする街並みに変貌する。この辺りから先だと普通に住めちゃうのである。

書いてるうちになんか不動産屋の宣伝みたいになってしまったが、神田、オススメです。
ただし、万人にオススメというわけでもないので、その辺りを次回あたり書いてみようと思う。

【スポンサーリンク】